とっておきの時間と空間と御話で  日本の伝統文化の本物を学ぶ  探訪見学講話型の特別授業
伝統未来塾  「吉兆・湯木貞一の世界」 
 受講者の報告感想文

第152回「吉兆・湯木貞一の世界」
日時:2008年05月22日(木)10:15〜
場所:湯木美術館大阪市中央区平野町
   高麗橋吉兆本店大阪市中央区高麗橋

   昨日は、吉兆のご当主自ら各部屋を案内していただき、喜んでおります。店の得意の客でも、ああも拝見とはいかないのではないでしょうか。
 湯木貞一さんの「上質をさりげなく」との考えを、平田雅哉さんの棟梁としての力が具体化したものでしょう。名建築は、良き作り手だけでなく、良き施主がいてこそという、昔からの言葉に納得している次第です。
 美術館の末廣さまにも色々とお教えいただき、本当に為になりました。岩崎先生のおかげです。ありがとうございました。
  50歳代 男性   (和歌山県)


 大変お世話になり、誠にありがとうございました。「吉兆」さんのお名前しか存じあげておらず、未知の世界を知ることができ、本当に、本当に、良かったです。
 お料理はもちろんの事ですが、私にとりましては、やはり「湯木貞一」さんという人物に心ひかれる一日でした。ひとえに末廣幸代さまのお話がすばらしかったからだと思います。湯木貞一さんにはお目にかかれませんが、末廣さまを通して湯木さんのお人柄が充分伝わってきました。お道具の説明も、とても良かったです。しっかりと勉強させていただきました。最高に幸せな一日となりました。本物はいいですね。今後ともよろしくお願い申し上げます。
  50歳代 女性   (三重県)


 吉兆について、学芸員さまのお話、美術館、料理、各お部屋と、多角的にとらえることができ、うれしく思っています。
 また、わずかに残る高麗橋界隈の風情も楽しむことができ、良かったと思います。機会をありがとうございました。
 次回は是非、嵯峨野の京都吉兆へ、灯篭と共に見学、料理を味わってみたいと存じます。
  50歳代 女性   (滋賀県)


 「真に心に訴えてくるものとは何か.....」
 心に迫るもの、心騒ぐものを、湯木さんは求め続けていらっしゃったのだと思いました。
 幼い頃から磨き上げられてきた包丁人としての腕だけでなく、何か何か何かと悩まされていた時に刺し込んだ一条の光が茶の道であったのは偶然ではなく、必然だったのではないでしょうか。
 正統派のお味に舌鼓を打ち、湯木貞一氏の真摯な目を今も感じられるしつらえのあるお座敷の数々に酔い、帰途についた日でありました。
 何より湯木氏の生涯を本当に温かな愛情でもって語って下さった末廣さんのお声がまだ耳に残っております。ありがとうございました。
  30歳代 女性   (京都府)


 船場あたるの近代建築巡りをするたびに高麗橋吉兆さんの前を通るのですが、まずこの中に入れていただくことはないであろうな...と思っていたので、今回は飛びつく勢いで参加させていただきました。
 流暢な末廣様のお話からは、湯木貞一氏のお姿が浮かんでくるようでした。本店のそれぞれ趣向の異なったお部屋のすばらしかったこと、いただいた鱧のお吸い物は器のお椀も含めて、最高でした。
 超一流のお茶碗、お部屋、お食事を味あわせていただいて、これほどのお勉強はめったにできないことと、感動の一日でした。また、よろしくお願い申し上げます。
  50歳代 女性   (兵庫県)

 


第152回「吉兆・湯木貞一の世界」
日時:2008年05月31日(土)10:15〜
場所:湯木美術館大阪市中央区平野町
   高麗橋吉兆本店大阪市中央区高麗橋

 吉兆といえば、すぐに平田雅哉棟梁につながります。
 私は若い自分に、森繁久弥が演じた「大工一代」を見て、その棟梁の代表的な建物である吉兆を見学したいと念じておりました。
 想像どおり見事な仕事ぶりに感激いたしました。
 施主・貞一さんと棟梁との篤い信頼関係があったその仕事ぶりに同業者として大変うらやましく感じた次第です。
  60歳代 男性   (神奈川県)


 本格的な数奇屋建築を期待して参加しましたが、高麗橋吉兆本店はアバンギャルドで超カッコイイ現代数奇屋建築だったので、大変ビックリしました。久し振りに心がワクワクする建物見学でした。
  40歳代 男性   (滋賀県)


 居間とても大変な時期ですが、改めて貞一氏の原点を見る思いが致しました。お料理も器も景色も、すべてが幸福な別世界へ連れていってました。
 知人も、ただお金を出して頂く料理と違い、そして美術鑑賞と違い、とても貴重な体験ができ、喜んでおられました。
 本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
  40歳代 女性   (兵庫県)


 初めに伺った湯木美術館では、主任学芸員の末廣幸代様からお聞きした、人間・湯木貞一さんのお人柄や「人をもてなす心」の考え方、「血の涙を流しながらの収集で揃えたコレクション」「吉兆創業から現代に至るまでの苦労話」等々は、長年、湯木氏の側にいた方にしか判らないエピソードで、どれも大変興味深く拝聴できました。感銘を受けました。
 また本吉兆さんでは、湯木潤治様に普段見せていただくことの出来ない殆ど全てのお部屋を拝見することが叶い、古き良き日本建築(平田氏の仕事)の真髄に触れたような気がいたしました。
 加えて、各お部屋に関する詳しい御説明も、岩崎先生から大変分かり易くしていただき、部屋という空間の作り方に、本当に色々な工夫が施されていることを、改めて感じました。
 今回の企画も色々と先方との交渉が大変であったと存じます。本当にご苦労様でした。ありがとうございました。美術館でのお話や、吉兆での昼食と見学会、どれも素晴らしい企画で、たいへんに満足いたしました。友人夫妻もとても喜んでいました。感謝申し上げます。
  40歳代 男性   (東京都)


 湯木貞一氏のお名前は、以前より存じ上げておりましたし、「吉兆」さんも、東京新宿伊勢丹・ホテル西洋銀座・嵐山のお座敷には、何回かは訪れた事があり、その食材と季節感、食器との取り合わせ、ご趣向には感銘を受けておりました。
 この度は湯木貞一氏ご存命の時に、直接身近でお仕事をされていた末廣幸代様の率直なお話を直に伺う事が出来、湯木貞一氏の料理人として、茶人として、文化人としてのこだわりを垣間見ることが出来、嬉しく楽しい一時を過ごさせていただきました。「吉兆本店」の素晴らしさをいつまでも守っていただきたいとも思いました。
 湯木貞一氏を師に、「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」の精神を大切にしていきたいです。
  40歳代 女性   (東京都)


 伝統未来塾の講義に初めて参加し、その講義テーマのクオリティの高さはもちろん、個人ではなかなか経験できない体験をさせて頂いたことに感謝申し上げます。
 湯木美術館主任学芸員である末廣幸代さまからの「湯木貞一氏の人となり」の講義では、吉兆・湯木貞一氏に対する私のこれまでの人物像がよりいっそう深まり、湯木貞一氏の哲学の本質に触れることができた様に思われます。また高麗橋吉兆本店では、新座敷(初音の間)での昼食にはじまり、「蔀の間」まで、の全ての部屋に身を置くことができた経験は貴重で、感動さえ覚えました。数奇屋造りの伝統と「おもてなし」の演出がコラボレーションし、モダンさえ融合させてしまう世界はすばらしく、湯木氏の細部にわたるこだわりを感じました。一方、頑固なまでに「侘・寂」を追求し守り続けた茶室「容膝軒」には、湯木貞一氏の美の原点がうかがえ、個人的にも一番感動した空間でした。湯木貞一氏の意思が次の世代にも受け継がれていくことを期待したいと思っています。
    40歳代 男性   (千葉県)


 今回初めて伝統未来塾の授業に参加させていただきましたが、単なる見学・体験学習といった既存のものと異なった講義などに接することができ、大変感謝いたしております。
 湯木美術館での末廣様の講義の中で「上質なものをさりげなく」という言葉に感動すると共に、その言葉が、湯木貞一氏の美意識のすべてに貫かれている印象を受けました。
 また、高麗橋吉兆本店での料理・建築なども全てすばらしく、感動する一方、この伝統を守っていく方々のご苦労の一端を、じかにお話を伺う機会を得たことにより、垣間見させていただいた様に感じます。本当にありがとうございました。
  40歳代 女性   (千葉県)


 先日は、湯木貞一の世界を堪能させていただく機会をつくってくださいましたこと御礼申し上げます。
 末廣さまから、湯木貞一の価値観をうかがわせるお話を様々お聞かせいただきましたので、お料理、建築、展覧会を、より深く味わうことができました。
 貞一は、日本文化はあらゆる面において世界に誇れるものであることを、再認識させてくださったと思います。私たちはそれを重く受け止め、後世に良きものを継承してゆく責務があると感じました。
 岩崎さまには、講座をご準備なさるため、ご苦労がおありになると存じますが、今後も日本の美について勉強をさせていただくことを楽しみにいたしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
  40歳代 女性   (熊本県)


 今回、一番心に残った事は、女将さん、末廣さんのお二人に出会えたことです。
 女将さんを一言でいえば「上司にしたい方」。短い時間ですが、交わした言葉と表情の中に超一流店を切り盛りする厳しさが伝わってきましたが、「尊敬できて、この方から学びたい、この方の元でなら働きたい」と思わせる方でした。
 末廣さんが、貞一氏の事を、お身内をはまた別の視点で話される内容を、興味深く、また自分もそうありたいと考えながらお聞きしました。作品になぞらえるのは大変失礼かと存じますが、末廣さんは収蔵品と同じ雰囲気を備えていらっしゃる様にお見受けしました。だからこそ、氏が「おいで」と言われたのかと思いました。
 最後に「やっぱり吉兆さんが好き」と、そちらでお世話になった友人の言葉にひかれて伺うことにした私ですが、ほんのわずかな時間ですが訪問を終えて、私も吉兆さんが好きになりました、と、締めくくりたいと思います。
  40歳代 女性   (岐阜県)

 

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