とっておきの時間と空間と御話で  日本の伝統文化の本物を学ぶ  探訪見学講話型の特別授業
伝統未来塾  「京町家・吉田孝次郎邸の世界」 
 受講者の報告感想文

第153回「京町家・吉田孝次郎邸の世界」
日時:2008年07月15日(水)10:30〜12:30
場所:吉田孝次郎邸(無名舎) 京都市中京区六角町

 たいへん貴重な「京町家」の佇まいを拝見できたこと、心より感謝いたします。
 新しい住宅に無い、地域や時代のエッセンスが沢山つまっていますのを感じながら拝見いたしました。
 吉田孝次郎先生のお話は、リズミカルで楽しく、瞬時に引き込まれました。四季折々に表情が変わるであろう佇まいは、無駄の無い選び抜かれた素材が、京間という寸法に生かされていて、置かれています家具全てと和やかに調和している様子に感動いたしました。
 先生のご説明にありました「陰りの中庭」と「陽々たる奥庭」が、それぞれに呼吸し、座敷に入る風が心地よく、日々の暮らしの中で、咲く花の移ろいや、鳥の訪れを感じ、自然と交流しながら生活なさっていたのだと感じました。
 追伸: 岩崎先生は京都の方々に愛されていますことを感じ入りました。素晴らしい御縁をありがとうございました。
  40歳代 女性   (兵庫県)


 「それぞれのコンテンポラリーが、今現在、有効なのかどうか考えながら生きてください!」吉田邸・吉田孝次郎氏が最後におっしゃった言葉が心に残りました。
 本日、吉田邸の祇園祭の室礼を拝見させていただき、吉田氏は、文字通りそれを有言実行されていることを目の当たりにいたしました。また、京町家の修復、街並み保存、お祭の陣頭指揮にあたられている際に、常に時代にそぐわなければ如何なる伝統も生きてこない、とお考えになられ、その信念を貫かれたからこそ、今、祇園祭が活きているのだと感じました。
 POWERの源は、御年70を迎えられても、パリやロンドンに思いを馳せ、常に刺激を求めていらっしゃるからでしょうか。
 室礼は、京町家の空間に存在するアート。決して奇を衒うのではなく、時代の要求に応じた形でしっくりとなじみ、落ち着いた空間を演出していました。
 追伸:初めて参加させていただき、とても楽しうございました。岩崎先生の名ナビゲータ−のお陰様かと存じております。これからも心待ちにいたしております。
  30歳代 女性   (兵庫県)


 この度、初めて京町家へ伺い、静と動、明と暗のコントラストの美しさに心奪われました。また、ご主人吉田様の精気満ちたる「心粋(こころいき)」、現代美術と伝統の融合も素晴らしかったです。ただ見学するだけでなく、そこに住む方のお話を拝聴できることは格別に感じ入りました。
 「70歳を過ぎた今が一番円熟している」とのお言葉、そうあるべく、私も一歩一歩過ごして行こうと思っております。
  40歳代 女性   (大阪府)


 (中略)吉田孝次郎先生に心より御礼申し上げます。素晴らしいお言葉をたくさん拝聴し感動いたしました。「扇子・団扇は、女性が後ろで女性があおいでいる」「大人は負けたふりができる」「ケンカは家の中の活性化」「職人がいないのではなく、施主がいない」「ゆらぎの風をつくる」「子供に祇園祭を教えるのには、イロハが無い」「大人と同じ事をすぐするという教え方」「格子が結界」などなど。もっともっとご講義を拝聴させていただきたかったです。ありがとうございました。お祭のお疲れがでませぬように。くれぐれもご自愛くださいませ。日本の男性の奥深さを感じた日でございました。
  40歳代 女性   (兵庫県)

 


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