とっておきの時間と空間と御話で  日本の伝統文化の本物を学ぶ  探訪見学講話型の特別授業
伝統未来塾 [2005年度・春夏季] 授業案内
2005年7月13日改訂版
5月
第73回 2005年 5月12日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「たん熊北店の世界」
講 師:たん熊北店主人・三代目 栗栖 正博(くりすまさひろ) 氏
場 所:たん熊北店(京都市中京区河原町通四条上ル三筋目東入)
 「たん熊」は、板前割烹の料理屋として昭和3年に現在の場所に開業。当時包丁をもって客の前で調理する事は珍しく、食通文化人のたまり場となりました、その中に淡々斎お家元がおられ、多人数に対応できる茶会用点心「松花堂」がお家元ご指導の下確立しました。たん熊独自の茶懐石への創意工夫、更には日本食文化向上への取り組みなどのお話をお伺いします。
★オプション:昼食(「たん熊北店」にて):松花堂弁当(6,000円)

第74回 2005年 5月12日(木)(14:20現地集合)14:30〜16:00  <終了しました> 
テーマ:「宮脇賣扇庵(みやわき ばいせんあん)の世界」
講 師:宮脇賣扇庵・専務取締役 宮脇 祥三(みやわき しょうぞう)
場 所:宮脇賣扇庵・本店 (京都市中京区六角通富小路大黒町)
 宮脇賣扇庵は、1823年美濃国出身の初代が現在の場所に創業しました。扇は平安時代に京で創始されたと言われています。当初の扇は檜の薄板をとじて作られたので檜扇(ひおおぎ)といい、現在の扇子の原型となりました。王朝貴族のアクセサリーとして、また伝統芸能の小道具として発展した扇からは日本人の美意識の高さが見て取れます。専務の宮脇祥三氏より扇の魅力を学びましょう。

第75回 2005年  5月13日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「香老舗(こうしにせ)・松栄堂(しょうえいどう)の世界」
講 師:香老舗松栄堂・代表取締役 畑 正高(はた まさたか) 氏
場 所:松栄堂・京都本店(京都市中京区烏丸通夷川下ル)
 南方より到来したる妙なる芳香を放つ木を、私たちの祖先は仏に供え、部屋や衣服に焚き込め、練り合わせて競べ、一木づつを吟味して銘をつけ、香道と呼ばれる作法にまで洗練させました。世界に誇る香文化とともに創業三百余年。常に伝統文化の新しい発展に取り組んでいらっしゃる十二代目畑正高社長のご解説により、香の世界から見た日本文化論を、工房見学とともに学びましょう。

第76回 2005年 5月13日(金)(14:20現地集合)14:30〜16:00  <終了しました> 
テーマ:御所人形 伊東 久重(いとう ひさしげ)の世界
講 師:有職御人形師十二世 伊東 久重 氏
場 所:伊東久重邸+工房(京都市北区衣笠鏡石町)
 御所人形とは、京都御所の中で、所謂慶事にお祝いとして飾られた人形で、参勤交代の折に京都に立ち寄った大名が御所から拝領する高級贈答品として、唯一伊東家だけに製作が許されて約300余年がたちます。あどけない男児の遊ぶ姿に清明で健やかな気品が象徴されます。特別に伊東家自宅兼工房に伺って、直々にご解説ご案内を賜り、人形に込められた日本人の心を伺いましょう。

第77回 2005年 5月14日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「細見美術館・提重の世界」
講 師:館長 細見 良行(ほそみよしゆき) 氏
場 所:細見美術館(京都市左京区岡崎最勝寺町6−3)
 細見コレクションは、泉州の羊毛布実業家細見良氏(古香庵1901〜1979)より三代にわたって蒐集された、 仏教美術、神道美術、大和絵、琳派などの絵画から、茶道具、漆器などまで、重要文化財約30数点を含む、 千余点におよぶ雄大なもの。岡崎の地に1998年3月に開館。開催中の「宴の器 提重」展(3月18日〜5月22日)を館長より直々にご解説いただきます。


6月
第78回 2005年 6月 9日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「有職料理-萬亀楼(まんかめろう)の世界」
講 師:萬亀楼主人 小西 重義 (こにし しげよし) 氏
場 所:萬亀楼(京都市中京区新町通六角下ル六角町)
 「萬亀楼」は、創業(享保7年)1722年。初めは造り酒屋(萬屋)を営み、後に料理屋となり屋号を「萬亀樓」と改め285年になり、当代で9代目になります。又、御所ゆかりの生間流式庖丁(当代29代目生間正保)・有職料理を正式に継承していらっしゃいます。  王都千年の京都で朝廷の節会などで食された雅やかな有職料理のお話、京料理の起源や特徴など、ご主人より賜ります。
★オプション:昼食(「萬亀楼」にて):竹篭弁当(6,500円)

第79回 2005年 6月 9日(木)(14:20現地集合)14:00〜16:00   <終了しました> 
テーマ:雅楽器師 山田全一(やまだ ぜんいち)の世界」 
講 師:雅楽器師 山田 全一(やまだ ぜんいち) 氏
場 所:雅楽器博物館(京都市中京区西小路通御池上ル二筋目西入西ノ京月輪町13-12)
 山田家は約500年前よりしょう笙、ひちりき篳篥、りゅうてき竜笛など管楽器を作る家柄で、宮中に納めてこられました。ご当代山田全一氏は幼少のころより宮内庁式部職楽部にて演奏及び舞を学び、その後、雅楽管楽器製作修理の修行をされました。1999年には国の重要無形文化財の指定をうけていらっしゃいます。  「雅楽とは正しき楽の意」とのこと、雅楽器の中にこめられた、日本文化の精神を学びましょう。

第80回 2005年  6月10日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「堀木エリ子(ほりき えりこ)の創作和紙の世界」
講 師:堀木エリ子&アソシエイツ・ショールームスタッフ
場 所:堀木エリ子&アソシエイツ (京都市右京区太秦森ヶ前町)
 独学で和紙の世界を学び、1987年に和紙ブランド"SHIMUS"を設立。「建築空間に生きる和紙造形の創造」をテーマに活躍。美術館やホテルの和紙光壁やライトオブジェを制作する他、NYでヨーヨーマ・コンサートの舞台美術を手掛ける。2004年「和紙と光のアート展」を開催。世界で活躍する堀木エリ子のせかいを、ショールームでの洗練されたプレゼンテーションで味わいます。

第81回 2005年 6月10日(金)(14:20現地集合)14:30〜16:00   <終了しました> 
テーマ:「京町家 奈良屋杉本家(ならやすぎもとけ)の世界」
講 師:財団法人 奈良屋記念杉本家保存会 杉本 歌子(すぎもと うたこ) 氏
場 所:奈良屋杉本家 (京都市下京区綾小路新町西入ル)
  奈良屋杉本家は、江戸中期に創業の呉服商で、当地には明和年間より移りました。現在の建物は幕末の大火以降に再建したもので、京都最大規模京町家で京都市指定有形文化財、祇園祭では伯牙山のお飾り場となります。財団法人奈良屋杉本家住宅保存会のご尽力により、その姿が今も大切に伝えられています。杉本家の皆様に、京文化の粋の学び方をお教えいただきましょう。

第82回 2005年 6月 11日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「釜師 大西清右衛門(おおにし せいえもん)の世界」
講 師:千家十職釜師 大西家十六代目 大西清右衛門 (おおにし せいえもん)
場 所:大西清右衛門美術館 (京都市中京区三条通新町西入ル釜座町)
 釜座町は、鋳物師の座として江戸末期まで栄えた町。大西家は初代浄林より書院好みの作行きを、六代以降は千家御用も勤め、蛤御門の変の類焼後もこの地に大塀造りの京町家を構えていました。老朽化を機に先代の企画により工房+美術館+茶室+住居のビルが建設され、ご当代により平成10年秋に開館。開催中の春季展「室町から現代まで−−時代のうつろいと融合性ーー」展(2005年04月01日〜06月26日)をご当代直々のご解説をいただいて、茶釜の美の世界をじっくりと学びましょう。


7月
第83回 2005年 7月 7日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00   <終了しました> 
テーマ:「祇園丸山の世界」
講 師:祇園丸山・主人 丸山 嘉桜(まるやま よしお) 氏
場 所:祇園丸山・(建仁寺店→)祇園本店に変りました (京都市東山区祇園南)
 丸山嘉桜氏は18歳で「高台寺土井」へ修行に入り、「菊乃井」「和久傳」を経て、1988年に「祇園丸山」を創業。伝統の数奇屋造りに色・光・香・味を調和させた独特の空間演出が常に話題になっています。丸山氏曰く、「伝統の継承は‘かたち’ではなく‘こころ’、伝統の本質をふまえ、冒険心を持って新しい物を発見し、わくわくする料理を作ることが料理人の使命」と。氏の京料理に対する熱い思いを学びましょう。
★オプション:昼食(「祇園丸山・建仁寺店」にて):懐石料理(7,000円)

第84回 2005年 7月 7日(木)(10:20現地集合)14:30〜16:00   <終了しました> 
テーマ:「京漆器・象彦(ぞうひこ)の世界」
講 師:株式会社 象彦 取締役副社長 西村  毅(にしむら つよし) 氏
場 所:京漆器・象彦 京都本店(左京区岡崎最勝寺町10)
 象彦の創業は寛文元年(1661年)。唐物商「象牙屋」を西村彦兵衛が引きついで「象彦」の屋号として300余年。世界に、日本に、「漆」の器は数々あれども、「京漆器」は、京の文化に育まれて、その高度な技術とともに洗練された美意識によって独自の境地を生み出しています。その京漆器の世界を、生きた日本文化を、十代彦兵衛をいずれ襲名される副社長よりご講義賜わります。

第85回 2005年 7月 8日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00   <終了しました> 
テーマ:「京表具師 山本之夫(やまもとゆきお)の世界」
講 師:(京表具協同組合連合会 理事長) 山本 之夫(やまもと ゆきお)
場 所:陽光堂 (京都市左京区岩倉北池田町)


 書画などを、床の間を飾る掛軸や座敷を飾る屏風に仕立てるのが表具師の仕事です。その美を見極めて、ふさわしい裂地を取り合わせ、作品を引き立てる役。数百年を経た国宝の修復も。「美の裏方 山本之夫の表具」展は、02年に初めての表具師個展として東京・京都を巡回いたしました。当代随一の氏の「京表具」についてのお話から、日本美術への眼を啓いていただきましょう。

第86回 7月 8日(金)(13:50現地集合)14:00〜15:30   <終了しました> 
テーマ:「 樂茶碗(らくちゃわん)の世界」
講 師:千家十職楽家十五代 陶芸家 樂 吉左衛門(らく きちざえもん) 氏
場 所:樂美術館(上京区油小路中立売上ル西側)
  樂家は、千利休の指導にて茶碗を製作した長次郎を初代として400有余年の歴史をもつ茶碗師の家。以後、歴代はその魅力を伝えつつ、それぞれの時代の中で自身の境地を拓いてきたことを、先代覚入のご尽力により昭和53年に開館された美術館で鑑賞することができます。ご当代も、長次郎以来の樂茶碗を継承しながら、極めて前衛的な作風を拓き、伝統の真意を問うていらっしゃいます。ご当代より直々に樂茶碗の世界の妙をお教えいただきます。

第87回 2005年 7月 9日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00   <終了しました> 
テーマ:「京町家・吉田孝次郎邸の世界」
講 師:祇園祭山鉾連合会副会長 吉田孝次郎(よしだ こうじろう) 氏
場 所:京町家・無名舎・吉田邸(中京区新町通六角下ル六角町)
 吉田邸は、祇園祭の北観音山を出す六角町に、明治末期のたたずまいをよく残した京町家(明治42年竣工)。一時はかなり改変されていましたが、当主の熱意で旧状に復されました。今では最も美しい京町家のひとつとして、さまざまなTVドラマやCMなどに登場、店の間から坪庭、座敷、前庭と続く眺めは格別です。祇園祭の屏風飾り姿の夏座敷にて、ご当主より京文化の真髄をお話いただきます。

◆ お問合せ・入会・受講お申込みは伝統未来創造研究所まで。
  (E-mail TEL:075-257-1303 FAX:075-257-1318)
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