とっておきの時間と空間と御話で  日本の伝統文化の本物を学ぶ  探訪見学講話型の特別授業
伝統未来塾 [2004年度・冬季・木曜+金曜+土曜(後半)] 授業案内
2005年3月26日改訂版

第56回 2005年 2月17日(木)(13:50現地集合)14:00〜15:30  <終了しました> 
テーマ:「細見美術館・琳派のせかい」
講 師:館長 細見 良行(ほそみよしゆき) 氏
場 所:細見美術館(左京区岡崎最勝寺町6−3)
 細見コレクションは、泉州の羊毛布実業家細見良氏(古香庵1901〜1979)より三代にわたって蒐集された、仏教美術、神道美術、大和絵、琳派などの絵画から、茶道具、漆器などまで、重要文化財約30数点を含む、千余点におよぶ雄大なもの。岡崎の地に1998年3月に開館。琳派展Z「若冲と琳派−きらめく日本の美(9月17日〜12月26日)」を館長にご解説いただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第57回 2005年 2月24日(木)(13:50現地集合)14:00〜15:30  <終了しました> 
テーマ:「朝日焼(あさひやき)のせかい」
講 師:陶芸家宇治朝日焼十五世 松林 豊斎(まつばやし ほうさい)
場 所:宇治朝日焼窯元 松露会館 (宇治市・京阪宇治駅より宇治川北岸を東へ徒歩10分)
 今は茶所と知られる宇治、平等院の北対岸、朝日山の麓に、遠州ゆかりの窯「朝日焼」が築かれて400年。薄い釉薬越しに鹿背と呼ばれるほのかな班が浮き上がる上品さが、京の数寄者の眼に叶い、宇治の名士の方々に深く愛されて、先代(猶香庵)から当代へと嗣がれた茶陶「朝日焼」の世界を、展示品、工房、焼成釜「玄窯」、庭の茶室「観流亭」「松露庵」や、松露会館の茶室「春草廬」「華松庵」等、当代豊斎氏に直々にご解説いただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第58回 2005年 2月24日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「染師  吉岡 幸雄(よしおかさちお)のせかい」
講 師:染司よしおか 五代目 吉岡 幸雄(よしおかさちお) 氏
場 所:染司よしおか (京都市伏見区向島善阿弥町)
  古くは吉岡剣法・吉岡染より繋がる染師「よしおか」。先代より天然素材による古代色の研究に努められ、正倉院御物の復元、東大寺修二会への奉仕など、様々な御用をお勤めでいらっしゃいます。出版社紫紅社を設立されて、「日本の色辞典」をはじめ、たくさんの著作著されていらっしゃる美の第一人者。染色関係者が門戸を叩く染司よしおか工房へ伺って、染のお話を賜わります。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第59回 2005年 2月25日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「京漆器・象彦(ぞうひこ)のせかい」
講 師:西村  毅(にしむら つよし) 氏
場 所:京漆器・象彦 京都本(左京区岡崎最勝寺町10)
 象彦の創業は寛文元年(1661年)。唐物商「象牙屋」を西村彦兵衛が引きついで「象彦」の屋号として300余年。世界に、日本に、「漆」の器は数々あれども、「京漆器」は、京の文化に育まれて、その高度な技術とともに洗練された美意識によって独自の境地を生み出しています。その京漆器の世界を、生きた日本文化を、十代彦兵衛をいずれ襲名される副社長よりご講義賜わります。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第60回 2005年 2月26日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:京菓子 鶴屋吉信(つるやよしのぶ)のせかい」
講 師:鶴屋吉信本店の皆様
場 所:鶴屋吉信本店(今出川通堀川西北側)
 鶴屋吉信は享和3年(1803)に初代鶴屋伊兵衛が丹後より上京して創業。「吉信」の名は「吉兆」と「信用」を標榜して。禁裏・宮家・茶道家元・有名寺社、の御用、京都所司代認可「上菓子屋仲間」に。社是は「ヨキものをつくる」。京町家の店構えに近代的なビルが組み合わされ、2階に茶室「游心」と坪庭の数奇屋空間が展開しています。実演カウンター「菓遊茶屋」での鮮やかな業とともにおいしい京菓子の美学を学ばせていただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第61回 2005年 3月 3日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「数寄屋大工・中村外二(なかむらそとじ)工務店ののせかい」
講 師:代表 中村 義明(なかむらよしあき) 氏
場 所:中村外二工務店 (京都市北区北大路堀川西南・紫野西御所田町)
 日本を代表する数寄屋棟梁であった中村外二は、裏千家茶道会館・京都国際会館茶室「松宝庵」、伊勢神宮茶室「霽月」(右写真)、細見美術館「古香庵」などで知られています。NYの「ロックフェラー邸」や「俵屋旅館」保存改修などを手掛けた二代目の中村義明さまに、その工房等にて「外二の数寄屋のせかい」をお話いただきます。また、北欧家具・創作灯具を扱う「興石」も伺います。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名
オプション:昼食「大徳寺一久」精進料理縁盛4,045円

第62回 2005年 3月 3日(木)(13:50現地集合)14:00〜15:30  <終了しました> 
テーマ:「京町家・吉田孝次郎邸のせかい」
講 師:祇園祭山鉾連合会副会長 吉田孝次郎(よしだ こうじろう) 氏
場 所:無名舎・吉田邸(中京区新町通六角下ル六角町)
 吉田邸は、祇園祭の北観音山を出す六角町に、明治末期のたたずまいをよく残した京町家(明治42年竣工)。一時はかなり改変されていましたが、当主の熱意で旧状に復されました。今では最も美しい京町家のひとつとして、さまざまなTVドラマやCMなどに登場、店の間から坪庭、座敷、前庭と続く眺めは格別です。ご当主より京文化の真髄をお話いただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第63回 2005年 3月10日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00   <終了しました> 
テーマ:京団扇 小丸屋(こまるや)のせかい」  
講 師:小丸屋十代目 住井 啓子(すみい けいこ) 氏
場 所:小丸屋住井(京都市左京区岡崎円勝寺町91-54 )
 「小丸屋住井」は京団扇を代表する「深草団扇」を寛永年間より製造販売されている老舗。花街の芸妓さん・舞妓さんの名前と紋の入った団扇から、「都をどり」などの舞台小道具づくり、舞踊用扇子などで知られ、近年は江戸時代の「都名所図会」の図柄を仕立てた「新深草うちは」を制作。書籍「京遊団扇」(光村推古書院)にもご紹介されています住井家御当代より、御講話をいただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名
オプション:昼食「白沙村荘」書院にて白沙御膳3,000円 

第64回 2005年 3月10日(木)(13:50現地集合)14:00〜15:30   <終了しました> 
テーマ:「白沙村荘(はくさそんそう)のせかい」
講 師:橋本 眞次(はしもと しんじ) 氏
場 所::白沙村荘・橋本関雪(はしもとかんせつ)記念館(左京区浄土寺石橋町37番地)
 橋本関雪(1883〜1945)は、神戸の儒家の家に生まれ、竹内栖鳳の門下にて四条派の画技に磨きをかけ、帝展を中心に数々の受賞を果たし、大正〜昭和の時代を画する日本画家として活躍しました。彼の雄大な画境そのままに30年の歳月を掛けて作庭された自邸「白沙村荘」を、その画業とともに、曾孫にあたる学芸員・橋本眞治さまにご案内いただきます。
受講料3,000円 定員7名

第65回 2005年 3月12日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00   <終了しました> 
テーマ:「野村美術館・茶の湯の中国陶磁のせかい」
講 師:学芸部長 谷  晃(たに あきら)
場 所:野村美術館(左京区南禅寺下河原)
 野村證券の創業者で、近代数寄者として知られる野村得庵のコレクションを中心として設立された当館での、春季展は「茶の湯に取り入れられた多くの中国陶磁の多様さと美しさ」がテーマ。青磁珠算玉花入・北野茄子茶入・灰被天目・珠光青磁茶碗などを、茶の湯研究の第一人者である谷晃学芸部長に、直々に展示解説を賜わり、茶の湯の中国陶磁の見どころを、伝授いただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名
オプション:昼食「奥丹」にて元祖湯豆腐膳 3,000円

第66回 2005年 3月12日(土)(13:20現地集合)13:30〜15:00   <終了しました> 
テーマ:「泉屋博古館(せんおくはっこかん) 茶道具のせかいの美のせかい」
講 師:学芸課長 外山 潔(とやま きよし)
場 所:泉屋博古館(左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町)
 泉屋博古館は、住友家が蒐集してきた美術品を展示収蔵、中国青銅器・鏡鑑をはじめ、中国・日本の絵画書跡、茶道具・文房具等のコレクションで知られています。春季企画展「茶道具の美(3月12日〜6月30日)」では、第15代当主住友春翠が大正年間に蒐集した茶道具より名品を選んで展示されますのを、学芸課長の外山潔さまに直接のご解説とご講義を賜わります。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第67回 2005年 3月18日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00   <終了しました> 
テーマ:「北村美術館のせかい」
講 師:館長 木下  収(きのした おさむ) 氏
場 所:北村美術館 (上京区河原町今出川南一筋東入ル)
  北村美術館は茶道美術の愛好家であれば知らない人のいない美術館。昭和52年開館以来、綺麗寂びで堂上風な好みと評された創設者、北村謹次郎の蒐集品を、趣向に合わせた「道具組」にて春期・秋期に公開されています。この度は、小堀遠州にかかわる道具を中心に展示される「春季取合せ展・『桜ちる』」(3月12日〜 6月12日)を、館長より直接にご案内・ご解説をいただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第68回 2005年 3月19日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00    <終了しました> 
テーマ:京町家 長江家(ながえけ)のせかい」
講 師:長江伊三郎商店当主 長江 治男
場 所:長江伊三郎商店(下京区新町通綾小路下ル船鉾町・地下鉄「四条」・阪急「烏丸」から徒歩10分
 長江家は、丹波亀山出身、初代大坂屋伊助が文政5年(1822)当地に居を移し、明治41年(1908)に隣地を含めて増築普請した「表屋造り」の美しい京町家です。白生地を扱っていた店の間には、天窓からの自然光が導かれています。夏は葦戸のしつらいで祇園祭には屏風が飾られる座敷は、襖・障子戸のしつらいにて、坪庭の秋の風情が楽しめます。 この家で育ったご主人の長江治男さまに、京町家の生活をお話いただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第69回 2005年 3月26日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00   <終了しました> 
テーマ:京銘木 松文商店(まつぶんしょうてん)のせかい」
講 師:代表取締役 吉村 栄二
場 所:京銘木松文商店 (京都市上京区千本通上立売上ル西側)
 茶室や数寄屋、書院などに使われる美しい木材を「銘木」といいます。日本一の京銘木店「松文商店」に伺って、全国から店に集められた数多くの種類の銘木を手にとってご解説いただくとともに、実際に普請されている茶室にて、その活用の姿を、若社長の吉村栄二さまに実地にご指導いただきます。数奇屋建築などの銘木に込められた日本の美意識を学ばせていただきましょう。
受講料3,000円 定員7名

皆様のリクエストにお応えして、4月の土曜日に以下の3つの再授業を企画いたしました。

第70回 2005年  4月16日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00    <終了しました> 
テーマ:「七宝 並河靖之(なみかわ やすゆき)のせかい」
講 師:学芸員 武藤 夕佳里(むとうゆかり) 氏
場 所:並河靖之七宝記念館(東山区三条通北裏白川筋東入ル)
 並河靖之(1845〜1927)は明治6年より七宝制作を始め、日本を代表する七宝作家・帝室技芸員として活躍、数々の萬国博覧会で受賞いたしました。邸宅と工房が国登録有形文化財および京都市歴史的意匠建造物に指定され、小川治兵衛による庭園(京都市指定名勝)とともに、2003年春に記念館として開館。明治日本の工芸水準を世界に示した並河七宝の世界を堪能いたしましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第71回 2005年 4月23日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:0012:00    <終了しました> 
テーマ:「陶芸・河井寛次郎(かわい かんじろう)のせかい」
講 師:学芸員  鷺 珠江 (さぎ たまえ)
場 所:河井寛次郎記念館(東山区五条東山鐘鋳町)
 新進気鋭の陶芸家としてデビューし、柳宗悦とともに民藝運動を推進、戦後から晩年には陶芸のほか彫刻や詩作などにより独自の自在な美的境地を築いた河井寛次郎(1890〜1966)が、登窯とともに自宅兼工房として自ら設計し、兄で郷里出雲の棟梁が建てた懐かしさあふれる空間を、寛次郎の孫娘として生まれてこの家で育った当館学芸員の鷺珠江さまのご解説とともに探訪しましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第72回 2005年 4月30日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00  
テーマ:「京町家・秦(はた)家のせかい」
講 師:秦 めぐみ (はた めぐみ)
場 所:京町家 秦家 (下京区油小路仏光寺下ル太子町)
 太子町といえば祇園祭の「太子山」の御町内で、今年は籤一番にて長刀鉾に続いての巡行でした。秦家はその町で12代も「小児薬 奇應丸」を商っていた商家。現在の建物は、蛤御門の変の後に明治2年に再建にて、京都市登録有形文化財に指定されました。この家のお嬢様の秦めぐみさまより、現代の感性による伝統的生活空間の生かし方を学びましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

5月より、2005年度「伝統未来塾」新編成にて開講いたします。是非ともご期待のほどを。
 お問合せ・入会・受講お申込みは伝統未来創造研究所まで。
  (E-mail TEL:075-257-1303 FAX:075-257-1318)


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