とっておきの時間と空間と御話で  日本の伝統文化の本物を学ぶ  探訪見学講話型の特別授業
伝統未来塾 [2004年度・冬季・木曜+金曜+土曜(前半)] 授業案内
2005年1月17日改訂版

第37回 2004年 12月 9日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00 <終了しました>
テーマ:「江里家(えりけ):佛師(ぶっし)と截金(きりがね)のせかい」
講 師:江里 康慧(えり こうけい) 氏+江里佐代子 (えり さよこ) 氏
場 所:平安佛所(へいあんぶっしょ) (左京区岡崎北御所町)
 ご存知、仏像を彫る仕事と、それを金箔で荘厳する截金(きりがね)の仕事を、ご夫婦で極められていらっしゃる、江里家の美の奇跡を探訪します。康慧氏は父江里宗平氏より仏像彫刻の技を継承し、数々の仏像と仏堂空間を製作。佐代子氏は北村起祥氏に師事、截金の世界を仏像荘厳を超えて、茶道具からインテリア装飾まで、独自の美術世界までに昇華されました。木の香の薫る「平安佛所」へ。
受講料:会員5,000円(非会員7,000円) 定員7名

第38回 2004年 12月10日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00 <終了しました>
テーマ:「香老舗(こうしにせ)・松栄堂(しょうえいどう)のせかい」
講 師:代表取締役  畑 正高(はた まさたか) 氏
場 所:松栄堂・京都本店(中京区烏丸通夷川下ル)
 南方より到来したる妙なる芳香を放つ木を、私たちの祖先は仏に供え、部屋や衣服に焚き込め、練り合わせて競べ、一木づつを吟味して銘をつけ、香道と呼ばれる作法にまで洗練させました。世界に誇る香文化とともに創業三百余年。常に伝統文化の新しい発展に取り組んでいらっしゃる十二代目畑正高社長のご解説により、香の世界から見た日本文化論を、工房見学とともに学びましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第39回 2004年 12月11日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました>
テーマ:「京唐紙(きょうからかみ) 唐長(からちょう)のせかい」
講 師:唐紙屋長右衛門十一代目 千田 堅吉(せんだけんきち) 氏
場 所:唐長工房(左京区修学院水川原町)
 平安時代にさかのぼる唐紙は、書の料紙として使われ、江戸時代よりは襖紙として使われるようになり、一般庶民にも身近なモノになりました。京都はからかみの主な生産地でした。その「京からかみ」の伝統を唯一に伝える、唐紙屋長右衛門十一代目千田堅吉(せんだけんきち)氏より「京唐紙」の美学を直々に承り、唐長両替町サロンにて現代空間への応用術を奥様の郁子様より学びます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第40回 2004年 12月16日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました>
テーマ:「堀木エリ子(ほりき えりこ)の創作和紙のせかい」
講 師:堀木エリ子&アソシエイツ・ショールームスタッフ
場 所:堀木エリ子&アソシエイツ (右京区太秦森ヶ前町)
 独学で和紙の世界を学び、1987年に和紙ブランド"SHIMUS"を設立。「建築空間に生きる和紙造形の創造」をテーマに活躍。美術館やホテルの和紙光壁やライトオブジェを制作する他、NYでヨーヨーマ・コンサートの舞台美術を手掛ける。2004年「和紙と光のアート展」を開催。世界で活躍する堀木エリ子のせかいを、ショールームでの洗練されたプレゼンテーションで味わいます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第41回 2004年 12月17日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました>
テーマ:「七宝 並河靖之(なみかわ やすゆき)のせかい」
講 師:学芸員 武藤 夕佳里(むとうゆかり) 氏
場 所:並河靖之七宝記念館(東山区三条通北裏白川筋東入ル)
 並河靖之(1845〜1927)は明治6年より七宝制作を始め、日本を代表する七宝作家・帝室技芸員として活躍、数々の萬国博覧会で受賞いたしました。邸宅と工房が国登録有形文化財および京都市歴史的意匠建造物に指定され、小川治兵衛による庭園(京都市指定名勝)とともに、2003年春に記念館として開館。明治日本の工芸水準を世界に示した並河七宝の世界を堪能いたしましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第42回 2004年 12月18日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました>
テーマ:「京友禅 羽田登喜男(はたときお)のせかい」
講 師:羽田工房代表 羽田 登(はたのぼる) 氏 ・登洋(とよ)氏 ・登喜(とき)
場 所:羽田美術館(上京区下立売油小路)
 京友禅を代表する人間国宝の羽田登喜男(はたときお)氏(1911〜)は、花鳥風月を題材に移ろいゆく季節の一瞬の美しさをキモノに描き上げ、独自の世界を構築しました。また息子の登(のぼる)氏、孫の登喜(とき)氏と、三世代による卓越した技術と創作性あふれる作品群は、1996年の仏リヨン展において、世界の人々をも魅了いたしました。普段は非公開の私設美術館にて二代目の登(のぼる)氏よりご解説を直々に賜わります。
受講料:会員4,000円(非会員6,000円) 定員7名

第43回 2005年 1月20日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00 
テーマ:「源氏六條院(げんじろくじょういん)のせかい」
講 師:事務局長  寺石  勲 (てらいし いさお)
場 所:風俗博物館(ふうぞくはくぶつかん) (下京区新花屋町堀川東)
  法衣・束帯・時代衣裳等を製作する株式会社井筒が、自社ビルの中に開設した衣裳資料館は、数年前に「源氏物語」の六條院を縮尺1/4の模型と人形で復元。季節に合わせて物語りの場面を変換しつつ、平安時代の王朝貴族社会を再現しています。絵巻物の分析や様々な時代考証により再現された寝殿での公家たちの生活を学ばせていただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第44回 2005年 1月21日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「陶芸・河井寛次郎(かわい かんじろう)のせかい」
講 師:学芸員  鷺 珠江 (さぎ たまえ)
場 所:清水三年坂(きよみずさんねんざか)美術館(東山区清水寺門前産寧坂)
 新進気鋭の陶芸家としてデビューし、柳宗悦とともに民藝運動を推進、戦後から晩年には陶芸のほか彫刻や詩作などにより独自の自在な美的境地を築いた河井寛次郎(1890〜1966)が、登窯とともに自宅兼工房として自ら設計し、兄で郷里出雲の棟梁が建てた懐かしさあふれる空間を、寛次郎の孫娘として生まれてこの家で育った当館学芸員の鷺珠江さまのご解説とともに探訪しましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第45回 2005年 1月22日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「金工(きんこう)・七宝(しっぽう)・蒔絵(まきえ)・京薩摩(きょうさつま)のせかい」
講 師:清水三年坂美術館館長 村田 理如(むらた まさゆき)
場 所:清水三年坂(きよみずさんねんざか)美術館(東山区清水寺門前産寧坂)
 金工、七宝、漆器などの技法は、大陸より我が国にもたらされ、刀装具、印篭、香道具等の装飾に多用され、特に幕末から明治にかけて最高の美的水準に達しました。世界に流出していたこれらの名品を私費で収集し、日本初の常設美術館を創設されたむらた村田理如(むらた まさゆき)館長に、ご解説を直々に賜わります。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第46回 2005年 1月27日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「宮大工・奥谷組(おくたにぐみ)のせかい」
講 師:代表取締役 千田 日出雄 (せんだ ひでお)
場 所:奥谷組 (南区吉祥院向田東町)
 奥谷組は、明治20年創業の、京都を代表する宮大工施工会社。平安神宮、東福寺を始めとする社寺建築から、京都御所の修理など御殿建築まで広く手がけています。本社工場内に「社寺建築展示資料館」を開館。木組みの仕口、模型や試作品、大工道具や上棟儀式祭具等が展示されています。巨木をストックする資材置場から加工場を含めて、匠の技のせかいを探訪させていただきます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第48回 2005年 1月29日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「京町家 紫織庵(しおりあん)のせかい」
講 師:(株)丸栄社長 川崎榮一郎(かわさき えいいちろう)
場 所:きものとじゅばんの美術館 紫織庵 (中京区新町通三条下ル)
 建築家武田五一の設計により呉服商家の邸宅兼迎賓館として建てられた究極の京町家。伝統的な大塀造りの中に、格式高い書院と数寄屋の座敷、閑静な小間茶室と路地、ライト風の洋間や、山鉾巡行の展望台まで、様々な「華」を併せ持ちます。近年は私設美術館として近世から現代までの京呉服の変遷を偲ぶことができます。この家で生まれ育った川崎榮一郎社長に、老舗主人からみた京文化について直々にご解説を賜わります。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第49回 2005年 2月 3日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「京町家 奈良屋杉本家(ならやすぎもとけ)のせかい」
講 師:杉本家の皆様氏
場 所:奈良屋杉本家 (下京区綾小路新町西入ル)
  奈良屋杉本家は、江戸中期に創業の呉服商で、当地には明和年間より移りました。現在の建物は幕末の大火以降に再建したもので、京都最大規模京町家で京都市指定有形文化財、祇園祭では伯牙山のお飾り場となります。財団法人奈良屋杉本家住宅保存会のご尽力により、その姿が今も大切に伝えられています。杉本家の皆様に、京文化の粋の学び方をお教えいただきましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第50回 2005年 2月 4日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「釜師 大西清右衛門(おおにし せいえもん)のせかい」
講 師:千家十職釜師 大西家十六代目 大西清右衛門 (おおにし せいえもん)
場 所:大西清右衛門美術館 (中京区三条通新町西入ル釜座町)
 釜座町は、鋳物師の座として江戸末期まで栄えた町。大西家は初代浄林より書院好みの作行きを、六代以降は千家御用も勤め、蛤御門の変の類焼後もこの地に大塀造りの京町家を構えていました。老朽化を機に先代の企画により工房+美術館+茶室+住居のビルが建設され、ご当代により平成10年秋に開館。ご当代直々のご解説により、茶釜の美の世界をじっくりと学びましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第51回 2005年 2月 5日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「竹師(たけし) 黒田正玄(くろだ しょうげん)のせかい」
講 師:千家十職竹細工柄杓師 黒田家十三代当主 黒田正玄(くろだ しょうげん)
場 所:黒田正玄邸(上京区新町一条入ル西側 地下鉄今出川駅より徒歩10分)
 黒田家は、天正期に越前国黒田郡より発し、関ヶ原戦ののち近江にて竹細工師となって400年。小堀遠州の指導を受け、三代より千家出仕、八代より将軍家御用をつとめます。竹は、特に茶の湯において茶杓・柄杓・茶筅・花入などを始め、茶室にも欠かせない天然素材。その姿を見極め、切り出し、矯めて、道具にする技により、侘びの美意識が表出されてきました。竹師筆頭黒田家ご当代より、直々にその竹の技の真意を承りたく存じます。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第52回 2005年 2月10日(木)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「京表具師 山本之夫(やまもとゆきお)のせかいのせかい」
講 師:(京表具協同組合連合会 理事長) 山本 之夫(やまもと ゆきお)
場 所:陽光堂 (京都市左京区岩倉北池田町)
 書画などを、床の間を飾る掛軸や座敷を飾る屏風に仕立てるのが表具師の仕事です。その美を見極めて、ふさわしい裂地を取り合わせ、作品を引き立てる役。数百年を経た国宝の修復も。「美の裏方 山本之夫の表具」展は、02年に初めての表具師個展として東京・京都を巡回いたしました。当代随一の氏の「京表具」についてのお話から、日本美術への眼を啓いていただきましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第53回 2005年 2月11日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:御所人形 伊東 久重(いとう ひさしげ)のせかい
講 師:伊東 久重 氏
場 所:伊東久重邸(北区衣笠鏡石町)
 御所人形とは、京都御所の中で、所謂慶事にお祝いとして飾られた人形で、参勤交代の折に京都に立ち寄った大名が御所から拝領する高級贈答品として、唯一伊東家だけに製作が許されて約300余年がたちます。あどけない男児の遊ぶ姿に清明で健やかな気品が象徴されます。特別に伊東家自宅兼工房に伺って、直々にご解説ご案内を賜り、人形に込められた日本人の心を伺いましょう。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第54回 2005年 2月12日(土)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「長樂館(ちょうらくかん)のせかい」
講 師:長樂館支配人 土手 素子(どて もとこ)
場 所:レディースホテル 長樂館 (東山区祇園円山公園)
 明治のタバコ王・村井吉兵衛が京都別邸として米国人ガーディナーの設計で命じ2年につくられた「長樂館」は、京都へ訪れる国賓の迎賓館御用も勤めた、超一流の贅沢な西洋館。ルネッサンス様式の外観の中に、一階にフランスロココ様式の応接間、イギリス様式の食堂、中二階に中国風喫煙室、二階に4つの洋寝室があるなかで、三階には立派な本格的書院と数奇屋と茶室が納められています。書院の窓からの新緑の東山の眺めとともに、支配人マダム土手素子さまに直々にご案内を賜わります。
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名

第55回 2005年 2月17日(金)(10:20現地集合)10:30〜12:00  <終了しました> 
テーマ:「瓢亭(ひょうてい)のせかい」
講 師:瓢亭主人 高橋 英一(たかはし えいいち)
場 所:瓢亭ひょうてい  (左京区南禅寺草川町)
 瓢亭は、三百年ほど前(元禄中期)南禅寺へお詣りする人びとの、また東海道を行く旅人の茶店として庵を結んだのが始まり。天保八年(1837)料亭ののれんをかかげて、懐石料理の高級店として今日に至っています。当代主人の高橋英一氏は、京料理人の「芽生会」をリードし本物の日本料理の研鑚と海外への紹介をめざして、「日本料理アカデミー」を発足。その日本文化への高き志を、直々にお伺いいたしましょう
受講料:会員3,000円(非会員5,000円) 定員7名
オプション:別館にて点心弁当+¥5,000(12:00〜13:00)

冬季(12/9〜3/26)授業から、土曜コースが開講いたしました。
 冬季第5〜12週は準備中です。決定しだい順次掲載いたします。
 お問合せ・入会・受講お申込みは伝統未来創造研究所まで。
  (E-mail TEL:075-257-1303 FAX:075-257-1318)


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